足の指は心臓から遠く、床上の冷たい空気にさらされるために
血行が悪くなりやすいため、冷え性の方にとっては悩みのタネです。
全身を流れる血液中には、栄養分や酸素などのほか、
代謝によって生じる老廃物などが混ざっています。
血の循環が悪いと、この老廃物が排出されず血液中に残ります。
そして、重力の関係で足の方にたまり、
やがて血行を阻害し、むくみの原因となります。
むくんだ足は、静脈炎などを引き起こし、歩行が困難になる場合もあります。
最悪の場合、脳梗塞や心筋梗塞など様々な病気の元となります。
つまり、まず足を温めて血の循環をよくすることが、
冷え性の予防・改善につながり、大病を防ぐ効果的な方法と言えます。
そのためには、足湯で足を温めることが、大変、効果的です。
足湯によって、血管が拡張させ、下半身の血液循環が良くなります。
冷え症が原因による、ひざや関節の痛みなどを伴っている人には、
足湯は大事な改善方法だと言えます。